モヤっと広がるシミ(肝斑)

あなたの顔に
左右対称のシミがありませんか?

「左右対称」
これが肝斑の大きな特徴です。

肝斑は境界線がはっきりとしないので
肌がくすんで見えると思いだした方も疑ってみましょう。

このページでは素人の目では判断しにくいシミ、『肝斑(かんぱん)』について紹介します。

 

 


肝斑の原因と特徴

肝斑の特徴と原因

肝斑は非常にデリケートなシミです。原因がはっきりせず、体調やストレス、ホルモンバランスによって濃くなったり薄くなります。

紫外線や色素沈着が原因のシミであればお手入れ方法がはっきり決まっているのですが、肝斑の場合はストレスやホルモンバランスの乱れが原因といわれています。

肝斑が現れるのは妊娠、出産などのホルモンバランスの大きな変化の時期が多いです。
 

エステサロンでは肝斑に対するダイレクトな対処法はありません。

しかし、エステに通うことによって肝斑の原因であろうストレスの緩和と肝斑に重なっているシミを薄くすることが出来ます。

医療の現場からも肝斑を治すのは難しいと言われているほど厄介なシミです。皮膚科ではビタミン剤や肝斑に効果的と言われるトラネキサム酸という内服薬をもらえますが、効果が出るかどうかは個人差があります。一度、皮膚科で見てもらってエステサロンに行くか、皮膚科で治療してもらうか検討することがおすすめです。

 

エステサロンでのお手入れのポイント

肝斑のお手入れのポイント

お手入れをするなら刺激が少ないケアをしてください。肝斑は非常にデリケートで摩擦に弱いシミなので、フォトフラッシュなどの光を当てるエステは逆効果です。

一番効果的なのは肝斑の改善を目的とするのではなく、体内環境を整える事を目的としてエステを利用しましょう。


実際に私が担当していたお客様で、ストレス改善の為に岩盤浴と美白のエステに定期的に通ていた方がいました。岩盤浴でたっぷり汗をかき、美白エステを繰り返し ていたら1年たたずに肝斑が薄くなった方がいました。

その方は2週間に1回のペースで来て、半年たったころからシミに変化が見られ始めたのです。肝斑がなくなったわけではなかったのですが、肌が明るくなり化粧のりが良くなったので肝斑が気にならなくなったといっていました。


サロンでは肝斑を完全に消すことはできませんが、肝斑と上手に付き合うきっかけになります。

 


肝斑についてまとめ

  • 「日によってシミの濃さが違う」と思いだしたら肝斑を疑う
  • 一度皮膚科に見てもらう事
  • 刺激の強いエステ、治療は逆効果
  • エステは肝斑の原因を改善する為に活用する

いかがでしたでしょうか?

肝斑というシミは他のシミと比べて特殊なシミです。ご自身にできているシミが肝斑なのか、他のシミなのかを判断するのは非常に難しいといわれています。

クリニックでも判断するまでに時間がかかるといわれているくらいなので、自己判断しないようにしてください。
最近では肝斑向けの飲み薬も販売されています。この飲み薬もすべての肝斑に効果があるわけではないと言われています。

次回はシミの代表とも言われる「日光黒子」を紹介しています。光老化(紫外線)の影響をもっとも受けているシミですよ~!

 

 

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カテゴリ:美白・シミ

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